不断水工法とは
2019年3月6日

不断水工事の特徴について

上下水道の配管工事を行う場合には、不断水工事を行うとスムーズです。

かつては配管内の水の流れを止めて作業が行われていました。新しいバルブや分岐管を設置するために配管内の水を止めると、周辺住民への告知や給水者の手配などが必要になります。不断水工事であればそれらの手間を省くことができます。また工事自体にかかる時間も短くて済むというメリットもあります。排水管内の水の流れを止めるには古いバルブを動かします。バルブには赤錆が付着しているので、動かすと水が赤く濁ります。作業後は配管内の清掃が必要です。

不断水工事では古いバルブを動かす必要がありません。そのため赤錆が剥離して水が濁ることもなく、作業後の清掃も不要です。配管内の水の流れを止めずに作業を行う技術には分岐工法と凍結工法の2種類があります。分岐工法は穿孔機のドリルで配管に穴を開けます。凍結工法は液体窒素で作業箇所の両端を凍らせてバルブの代わりにします。穿孔機のドリルを使う場合、切り屑は水圧で外に押し出されます。配管内に切り屑が残ることがないので、作業後に清掃を行う必要もありません。

凍結工法も配管内を汚さずに作業ができます。不断水工事を行えば様々な付帯作業を省略できるだけでなく作業も短時間で完了します。総合的な工事期間が従来の方法と比較して短くなるため、人件費などのコストも抑えることができます。最初に分岐工法が上水道の工事のために開発されましたが、現在では分岐工法・凍結工法ともに下水道の工事にも広く採用されています。

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